インビザラインGoを選択してから、初めのマウスピースがぴったりと合い、歯の移動が始まるのを(痛みを伴いますが、)実感した瞬間は、ようやく開始できた、という安堵感に包まれていました。
しかし、矯正の旅は予想外の展開を迎えることになります。私がマウスピースの2枚目に移行する際、突然、マウスピースが歯に合わなくなるという問題に直面しました。
最初のマウスピースの使用から1週間後、新しいマウスピースに交換する際、2枚目を装着しようとしたところ、何かが違うことに気づきました。マウスピースが以前のようにスムーズにはまらないのです。とはいっても、上の歯と下の歯双方ではなく、上の歯がはまりませんでした。
最初は、単純に装着方法に問題があるのかと考えましたが、何度試みても状況は改善せず、マウスピースの奥歯の部分が浮いています。
歯科医院の判断により、この問題への対処として、再スキャンが必要であると判断されました。
原因は、スキャンが正確ではなかったか、インビザライン側でのシュミレーションに難があったかのいずれかだと推察しています。
歯の移動が予想よりも速く、または異なるパターンで進んでいたためにマウスピースが合わなくなることはよくある事象のようです。
矯正治療が一人ひとりの歯や歯並びの変化によって異なる、非常に個別化されたプロセスであることを改めて実感させられました。
再スキャンの過程は、最初にインビザラインGoを始めたときと同じプロセスで、歯並びの精密なスキャンから始まりました。
このスキャンは、現在の歯の状態を正確に把握し、新しいマウスピースを作成するための基礎となります。歯科医師とのディスカッションを経て、私の治療計画は再調整され、新しいマウスピースの発注を行います。おそらく新しいマウスピースが届くまでは一ヵ月ほどかかるのではないかと思いますが、急がば回れ、ということで引き続き状況をレポートしていきます。
ちなみに、新しいスキャン結果を反映させたマウスピースが届くまでは、第一週目のマウスピースを継続して使用することとなります。
再スキャンの必要性は、インビザラインGoの治療プロセスにおける予期せぬ出来事でしたが、この経験から得られた教訓は大きいと思っています。矯正治療は予測不可能な要素を含むこと、そして、シュミレーションはあくまでシュミレーションであることを学びました。
コメント